2014/04/18
MMCメタルファブリケーション社(インドネシア)焼結工場
製造・販売開始
MMCメタルファブリケーション社(インドネシア)焼結工場が2014年4月に製造・販売を開始しました。
インドネシア進出背景
当社の焼結事業は、お客様の95%以上が世界有数の4輪・2輪車の輸送機器メーカーです。これらのお客様は世界第4位の人口を有し、経済成長が著しく、
かつ日系自動車メーカーのシェアが高い(約90%以上が日本車)インドネシアへの生産増強・新規進出を加速し、地元生産にて需要の取り込みを図ろうとしております。
さらに、当社が世界シェア№1を誇る電子スロットルや燃料ポンプ用軸受などの最大のお客様である日系自動車関連メーカー各社は同国を海外有数の輸出拠点と位置付け、
さらなる生産拡大を図っています。このような背景により、当社もビジネスチャンスと捉え、拡大戦略として、MMCメタルファブリケーション(MMF)社の焼結工場としてインドネシア進出を果たしました。
今後の事業展開
今後の展開につきましては、まずはインドネシアの主要移動手段である2輪車用小型機械部品と車載用含油軸受を製造・販売し、
順次、同国のモータリゼーション化に伴い拡大するであろう4輪車用高機能部品への参入拡大を目指します。
特に、当社の主要製品であるVVT(可変バルブ機構)などエンジン用部品、クラッチハブ等ミッション用部品などの大型機械部品の需要拡大も見込まれるため、
大型機械部品用の設備投資も視野に入れた事業展開を目指して参ります。
MMF社焼結工場外観
初荷を出荷したMMF社焼結工場皆さん